偏愛マップ

 皆様は偏愛マップというものをご存知だろうか?

 名前だけ聞くと少々怪しいものに感じるかもしれない。私も初めてそれを聞いた時は「精神医学の何か?」と警戒したものだった(笑)

 しかし、偏愛マップはそんな怪しいものではない(精神医学を怪しいと言っているわけではない)。むしろとても素晴らしいものだ。一言で言ってしまうと「好きなものリスト」である。自分の好きなものを紙一面にずらりと書き並べるのだ。それは文字でもいいし、イラストでもいい。写真などを貼れるならそれらを貼ってもOKだ。そして、その紙を互いに交換して「これは私も好きですよ!」、「これの魅力は何ですか?」と会話をするわけだ。普通の自己紹介より時間がかかるが、その分より相手を理解することが出来るだろう。

 私は人前で話すことが好きなのだが、そうでないという人も多いだろう。そんな人も紙に書くのなら多少は気が楽なのではないだろうか?

 よく自己紹介となると「誰からだ…!?」という様な緊張した空気が流れると思うのだが、それは「最初に自分自身を晒す奴は誰だ?」という思考から生まれるのだと思う。「誰がどの範囲まで自分自身を晒すのか」、そんなことを探り合うような雰囲気になってしまうから自己紹介を苦に感じる人が多いのだろう。

 偏愛マップでは紙を交換することによって相手と自分は対等になる。「相手の様子を見て、相手と同じ範囲だけ自分を晒す」という探り合いの自己紹介ではない。

 互いに好きなものを紹介する。これなら誰でも気軽に出来るだろう。機会があれば是非試してみてほしい。

 というわけで、私の偏愛マップを紹介したい。…が、この後友人とゲームをする約束をしているのでそれはまた明日!

では、次回…